映創会blog 一橋大学・津田塾大学合同映画研究サークル 忍者ブログ
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こんにちは。ほぼ幽霊部員4年坂本です。久しぶりにブログに顔出したらぜんぜん更新されてないじゃないか!(笑)

まぁ、それは置いておいてですね、今、自分のPC内を整理していたら、ほぼ1年前に撮影した作りかけの作品カットがたくさん出てきました。
就活終わったら編集するつもりが、ずっと放っておいてしまいました。就活3月で終わっていたにも関わらず…。

ふああああああ松田さんせっきー申し訳ないです!

これから、恥ずかしさを押して編集したいと思います。

自分で撮っておきながら、綺麗な松田姉さんと可愛いせっきーにキャーキャーいいながら編集しそうです。。。

声は撮ってないので、PV感覚の作品になる予定。音楽は…これから私が即興でピアノ弾いてつくります←えっ

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こんばんは 2年の西本です 
今日はPVの撮影をしていました なんとなく撮り終えて気持ち良くなってるので書いています
陸さんと溝口さんにでてもらいましたが、やはり画になるなと思いました
本当にめちゃくちゃな撮影やったのに付き合っていただいてありがとうございました!
あと関原と原紺さんもホンマにありがたかったです!
今日の撮影は場所以外何にも決めずに撮影に臨んだため、途中めっちゃぐだりました
即興演出なんて小童がやるもんじゃないなとつくづく実感
完成したらみなさん見ていただきたいです!

そういえば新たに数名が入部したとかしなかったとか聞いているんですが、どうなってるんでしょうか…

アレだったら6月1日にやるたこ焼きパーティ的なやつに来てもらえたらなと思います

それと夏休み入る前になんか今度はPVじゃなく一本撮りたいなと思っているので時間持て余してしょうがないという方、是非協力してほしいです

今年から映創会に入ったっていう人も来てもらえるとうれしいです!

あと新入生でなんか撮影したいわっていう人がいたら機材の使い方なりなんなり教えれる限りのことは教えたいと思ってるので撮りたくなぅたら声をかけてくれたらなと思います

もう書くことないです

はい こんばんわー 塚本です!

昨日は如水会パーティーでしたね。 自分のクラスだけじゃなく他のクラスの人とも交流できて楽しかったんじゃないかと思います(^^)/

さてさて先日津田塾大学で上映会をやりました! こじんまりとして綺麗な大学でしたね!

上映会に来てくださった方ありがとうございましたww

残すところ新歓イベントもわずかです!

今週の26日、土曜日は2回目のワークショップです!

いまのところけっこう新入生から参加するっていう連絡が来ているので今回はかなり大人数になるのではと

ワークショップっていうのは簡単にいうと撮影の体験会みたいなもので部員の指導の下、新入生に撮影ってどんな感じのものかというのを体験してもらいます!

予備知識なんて必要ないですよ~

正直あんまり撮るの興味ないわって人もいっぺん来てみてほしい!

まあその後時間あったらアフターいくなりなんなりしましょうぜ!

ていうか一橋のみんな 次の新歓イベントのクラチャンまで1か月近くあるんやし、ちょっくら暇なんやったらおいでーな

津田の新入生諸君もいっぺんどんなもんか見に来て!

一応26日の予定は13時に一橋の西門集合で、ワークショップしてみたいな感じです!(^^)!

もし撮るのめんどくせーってのが総意なら上映会に変えてもええし

まあなんにせよ、ちょっと行こうかなって人は是非eisoukai@gmail.comまで連絡お願いします( `ー´)ノ

どしどしおいでやす!

Twitterでは告知したんですが、4月23日は津田塾大学にて上映会を行います(^^)/

いっつも一橋の部室で上映会やってたんですけど今回は津田ですからめっちゃレアですよ!

普段津田に行くことなんか無いんでね、この機会に是非って感じですね!

16時20分に開始で20時ぐらいには終わります。

途中参加、退出も自由なんでちょいと覗こうかしらって方もガンガン来てください

そういえばこの前一橋でスポーツ大会がありましたね~

仮装競争は安定のグダリ方で楽しかったです

とりあえずめっちゃ体はってた人にはあったかいスープ作ってあげたいなと思います( `ー´)ノ

各界の著名人もたくさん集まってくださってましたね

マツコ、リプニツカヤ、羽生君、プジョル、マリオブラザーズ、ディズニー系列、佐村河内守氏…

まあそんなんで精神的に疲れたーって人にも是非来てほしいですね!

もっかい告知ですが23日は津田で上映会します!

ハッキリ言って映画とか知らんがなって人とか、津田に行く大義名分欲しいねんって人でも全然大丈夫です

あと一橋にわざわざ行くのめんどくさかったけど津田でやるんなら行ってやるわいっていう津田女の方も是非是非来てくださいよ ^^) _旦~~

以上塚本でした!

こんにちは。更新をするのをしっかり忘れていた、あ違う、すっかり忘れていた笑、坂本です。

今日は雑談を飛ばして、さっそく、映画を紹介していこうと思います。

今回の選定テーマは、ズバリ「私」について考える。

①攻殻機動隊 Ghost in the shell

押井守監督作品。2029年、人間は頭脳以外の部分をほとんど機械化することができるようになるが、未だ民族といった社会の集合体が形成されている時代の話。主人公は公安警察9課に所属している草薙素子。脳以外をサイボーグ化している人間だが、「私」という存在にゆらぎと疑問を感じている女性である。警察内でも少し異質な公安9課は、巷で発生しているハッキング犯の逮捕に力を入れていたが、そんなある日、9課のテリトリーに、あるサイボーグがやってくる。9課に保護されたサイボーグは、自分がハッキング犯だと名乗り、人工知能であるが自分はゴースト(意識)を持ったと主張、一生命体として存在することを要求した。そんな彼をみて、草薙素子は彼と何かにかよるものを感じるのだが・・・。

もはや「私でなくても良い世界」、つまり「私の代替機がある」状態の中で、「私」という存在に戸惑いや不安をもつ。

「私」って何?を考える映画。

 

②空気人形(心を持つことは、切ないことでした。)

是枝裕和監督作品。

古びたアパートに住む中年男の秀雄が所持する「のぞみ」と名づけられていた空気人形が、ある朝「心」を持つようになる。やがて「のぞみ」は街へ繰り出し、レンタルビデオ屋で働く純一と出会う。その店で「のぞみ」はアルバイトを始める事となる。

心を持つ=自我を持つ、ということ。私が「私」を意識するようになったとき、社会の中での「個」を認められないことはなんとも空虚なことと感じる。また、そうやって、空虚な存在とされてしまったものは、自分を傷つけたり、2次元へ愛の方向性を逸らしたり、身近なものに欲をぶつけたり、自分のことだけを相手してくれる「空気人形」を抱いて寝ることで、自分が空虚であることから解放されるのである。そして、「私」を認め祝してくれたとき、言葉にならない幸せを感じる。この作品はそういった部分を言葉で説明せず丁寧に描いている。オススメ。

人間関係が希薄になり、「私」の存在価値をも希薄になった現代で、「私」と認められる価値を考える映画。

③エヴァンゲリヲンシリーズ

言わずもがなの有名作品。これこそ現代の「個」の考え方を体現した作品。ATフィールドを考案した作者に(`・ω・´)ゞしたくなる。ちなみにATフィールドは一説だが「アンチ・他人・フィールド」の略と言われている。

この作品は、自分で自分を「認める」映画である。
「僕はここにいていいんだ!」までたどり着くまでのプロセスが大切。
テレビシリーズの話だが、最終回の最後15分は非常に大事なので是非繰り返し見て理解することを勧める。

 

今回は以上です。

今日あげた3作品は見て損しない映画映画作品なので、ぜひぜひ見てみてください。①に関してはオリジナル版の「攻殻機動隊」と、2006年にリメイクされた「攻殻機動隊2.0」、またその続編として制作された「イノセンス」も併せて見てみるとより理解が深まるでしょう。②は、ただ呆然と見ているだけではだらりとしてつまらない作品と感じてしまいがちだが、マクロの視点とミクロの視点を持ちながら丁寧に鑑賞して欲しい。

 

 

すいません、適当なタイトルをつけました。坂本です。3年生ですよ(*´▽`*)

更新が遅れてしまいましたww(∀`*)ゞイヤァGWを満喫しちゃって・・・!って嘘ですよ。ただ怠慢しただけです。ごめんなさい(・・;)

今月2日、新入生歓迎会が国立にてありました!予想以上にたくさんの新入部員が入ってくれて感無量であります!まだまだ全員と話せていないけど、個性的なメンバーが揃っていてこれからの制作が楽しみですww
まず直近は来月の小平祭用新作制作ですねwどんなのができるのかなー!

さて、今日も何か映画を紹介しようと思います!
まずは、現在公開中のものから2作品!

①藁の楯
三池崇史監督。幼い女児に暴行を加え殺すことを快楽とする清丸容疑者を北九州にて逮捕。東京に送還することになっているのだが、しかし、最後の被害者の祖父が「清丸を殺したものに10億円を渡す」と声明を出したことで事態は一変。清丸を生きて東京まで護送するために5人のSPが付くことになるが・・・。
人間の欲と闇が垣間見れる面白い作品。

②モンスター
百田尚樹原作の小説の映画化。生まれつきブルドッグのような顔をし、超越したブスであった主人公は、ある事件をきっかけに実家を追い出され上京する。数年経って社会人になっても未だに顔のせいで職場でいじめられる日々だったが、そんな時、ひょんなことから「整形手術」の存在を知る。少しづつ整形を重ね、ついに彼女は、彼女とはわからないほどの美人に生まれ変わるのだった・・・。
自分の顔に不満を覚え、いじめ文句にされ、それがきっかけで何かしら手を加えたことがある人にはすごく共感できる作品。実際、坂本は、生まれつき顔も小さきゃ顎も小さい!っていうことで、歯が綺麗に入りきらず、俗に言う「出っ歯」であったのだが、名医のいる歯医者に通い、歯を5本抜き、矯正器具を8年付け、今の綺麗な歯列を手に入れた人間なので、主人公の気持ちが手に取るようにわかり、終始泣きっぱなしでした。
まあ・・・私ほどこの映画で泣く人はいないでしょうけどwwある人は「ギャグ映画」と言ってましたし、感じ方は人それぞれです。

 

眠くなってきたー

ので、今日はあと1本、ソフト化されているものから一つ紹介します!

「ヒューゴの不思議な発明」!
これは、本当に素晴らしい作品!ハリーポッターを初めて見たときのワクワクした感情が再来する、映画愛に満ちたハッピー&ミラクル映画!!見てない人は、是非ブルーレイで見てね(*´▽`*)

簡単にあらすじを説明↓
ヒューゴは駅の時計のネジを回して過ごしている孤児。精密機械の職人である父親を、火災事故でなくしてしまい、叔父から引き継いだこの仕事をしながら、父の形見である、ある「機械人形」の修理に励んでいた。ある日、いつものように駅にある時計店で、修理に使う部品を盗もうとするが店主のジョルジュに見つかってしまい、修理のために使っていた手帳を没収されてしまう。ヒューゴはその手帳を取り返すため、ジョルジュの家まで尾行していくと、そこには年の近い女の子が住んでいた・・・。

ちょっとネタバレになってしまうが、ここに出てくるジョルジュ氏は、世界的に有名な映画「月世界旅行」の作者である。本編中では、制作当時の雰囲気が再現され、どうして映画制作をしなくなったのかという時代的背景なども説明してくれる。

みんなにオススメの作品です!
 

では、今日はこんなところでお暇します。

次回は小平祭での作品紹介とかできたらいいなと思っています!

追伸:私は5月病にはなってないですよーあなたはどうですかーw

こんばんは。坂本です。
みなさん、大学には慣れてきたでしょうか?まだまだでしょうか?
 

4月も後半。
女子の方々、大学生になったし、履修登録も落ち着いたし、そろそろ「恋」とかしたいって思ってません?
男子諸君、リア充な毎日を目指して、カワイイ「彼女」欲しい!とか思ってません?

そーんな無理やりな前振りwをして、今日は「恋」映画をご紹介します!今回も有名どころからちょっと有名?ぐらいの作品を扱います。

①『君に届け』予告篇 女子向き。男子は「女子ってこういうのがいいんだなぁー」という勉強に活用しよう。

言わずと知れた大ヒット少女マンガの映画版(『僕の初恋をキミに捧ぐ』 『僕等がいた』とかもあるが私個人はこれが一番推し)。多部未華子、三浦春馬主演。超地味系女子の黒沼爽子(さわこ)は一日一膳(人に喜んでもらえることをする)がモットーの真面目な女の子。小学生の頃、ある出来事を境に「貞子」と呼ばれるようになってしまう。
高校入学の日、爽子は学校近くである男子と出会う。その爽やかすぎる男子に、爽子は見とれてしまう。
なんの因縁か、爽子はその男子、風早翔太と同じクラスになり、ひょんなことから少しづつ仲良くなっていくが・・・。

とにかくピュアで誠実で正直な爽子に女子は共感と憧れを感じるはず!そして、風早を演じる三浦春馬の爽やかなことサワヤカなこと!(←大事なので2回言いました)「恋空」や「クローズ0」の悪ガキ春馬君とはもう全く違う、すばらしい男子生徒を演じているので面食いな人はこのギャップを体験して欲しいですね!逆に男子は春馬君のサワヤカを是非盗んで、ちょっと気になる女の子にやってあげてみてはいかがでしょうか?女子は男子の「雰囲気」に意外と弱かったりしますよw

②『LIttle DJ 小さな恋の物語』予告篇 女子・男子向け。

舞台は北海道の函館。ある病院に入院した難病の男子・高野太郎と、重症患者・海乃たまきの短い恋物語を描いた作品。
太郎を神木隆之介、たまきを福田麻由子が演じた。

幼い二人が純粋な気持ちで恋をして、好きあって、大胆な行動をしてしまって大人と衝突したりするところが、良い。大人になったたまきを登場させるのが、また二人の可愛らしさを増長させる。(ちなみに大人のたまきを演じているのは広末涼子。)
劇中歌は全て舞台となったその時代にヒットしたものであり、特にここであげた予告篇で流れる「ブルースカイ」という曲はチューリップというニューミュージック時代の5人組バンドの曲である。サビの部分は広い青空に言葉を投げかけるような情景が浮かび、メロディー部分はポップ調に失恋の思いを乗せる、前向きになれる失恋歌であるから是非こちらも合わせてチェックしていただきたい。休日に見て欲しいかな。次に紹介する作品とは、似ているようでちょっと違う作品です。

③『世界の中心で、愛を叫ぶ』予告篇 女子・男子向け。
説明いらないですよね。もう、有名すぎる作品です。これを見てない人は、早く見たほうがいいと思います。そしてセカチューごっこをしましょう。←冗談ですよ本気にしないでね。
個人的には映画版も好きだけど、ドラマ版も推しですw

④『アンドリュー NDR114』本編(英語、日本語字幕なし) 男子向け。
1998年作品。2005年に家庭用ロボットとして開発された「NDR114」の人生に関するヒューマンドラマ。
坂本はこの作品を小学校低学年の頃テレビ放送で拝見したが、その時の新鮮な印象が今でも脳の奥に残っていたようで、先日ひょんなことからこの作品のことを思い出した。
原題は”BICENTINNIAL MAN”=200周年の人。この意味は作品の最後までわからないので、興味のある人は是非最後までちゃんと見て欲しい。
この作品の素晴らしいところは、人間の特性とロボットの特性を真摯に見つめ、「人間とロボットの境界線」という非常に曖昧なテーマについて、一応結果を出しているところだ。また、そういった真面目で難しい部分を前面に押し出す事無く、あくまでヒューマンドラマとして感動作に仕上げているところが素晴らしい。
どんな弊害があっても、恋することは素晴らしく、人を愛し守りろうとする精神が崇高であることを肯定してくれる、ような感覚を覚える作品である。と考えます。

⑤『イタリア的恋愛マニュアル』紹介ページ 女子・男子向け。
イタリア発、恋愛映画!4組の老若男女カップルが織り成すそれぞれの立場の恋愛模様を、面白く、ロマンチックに、ときには暴力的にw繰り広げます!
イタリア人だからって、恋愛が上手いわけではない!みんな悩んでることは同じさ!
楽しい女子会のお供に!ちょっと映画のコバラが空いたなぁ・・・のおやつに!初めて家に彼女を呼んだとき、または彼をお部屋に招待したときの和ませムービーに!
是非ご鑑賞ください(笑)

今日はこんなところです。

恋愛映画なんて山ほどあるので、もっと面白い作品は沢山あると思います。ので、こんなのもあるよーという参考程度にみていただければ嬉しいですね。

ではみなさま、また( ´ ▽ ` )ノ

追伸:新歓まだまだやってるよー!

 

こんにちは。新3年、坂本です。

今まで、このブログの読者がはっきりしなかったので好き勝手にいろんなこと書いてきましたが(というか読者がいるかどうかも不明だったのですが)、新年度も始まりよい機会なので、ここでお話する内容をはっきりさせようと思います。

このブログの「部内戯言帳」カテゴリーでは、①映創会の日々の活動報告②映画批評(レベル・内容は問わず)または紹介
を書いてゆきます。

 

さて、4月ですね。31日は雨模様で少し花冷えしましたが、もう桜も開き始め、本格的に春到来ですね。

春といえば、始まりの季節。心もカラダもフレッシュになり、新しいことに挑戦していける、前向きになれる季節。
私も昨年の今頃、新しいことに挑戦しようと、2年生から映創会の門を叩きました。
新しい仲間や先輩、多くの機材(笑)と出会い、うまくいったことも、そうでないこともまんべんなく経験して、とても充実した1年を過ごしました。

そんなわけで、今回は「自主制作をしている学生・生徒を題材にした作品」を2本紹介していきます!これを見ればきっと映画を作ってみたくなるはず!!

まず1つ目は、昨年大いに話題になった『桐島、部活辞めるってよ。』
(以前、先輩が紹介していた気がしますが、別視点ということで語らせていただきます。)

バレー部の部長、桐島が部活を辞める、というニュースが、彼を取り巻く生徒たちに波紋を与える話。高校という格差社会を描いた作品である。劇映画ではあるがエンターテイメント性も感じられ、「学校」という鬱屈と混沌と甘酸っぱさが共存する独特の雰囲気をうまく表現しており、日本での評価は高い。個人的には時間軸を前後させた構成が良かった。面白さとしては同監督の作品『クヒオ大佐』より全然面白い(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は大変面白い)。第36回日本アカデミー賞で多数の賞を勝ち取った。現高校生はもちろん、大学生や若き社会人たちからも共感の声が上がった。ちなみに私は女子校だったので、映画の中で描かれていることが本当にリアルなことなのかわからなかったため、基本的にプラスのコメントはできないことをご了承ください。

今作の中では大きく2つの対局が見られる。「アウトドア系」と「インドア系」である(帰宅部がいるためこういう表現にする)。
今回騒動を巻き起こすのはアウトドア系のバレー部部長だが、最終的に被害を被ったのはインドア系の映画部部長らだった。
高校では、運動をしている奴のほうが生徒間では上位に君臨することができる。また、女子ならば、運動部のエースの彼女ということで地位が向上する(両者ともに美しければ尚更)。逆に、コソコソと根暗な雰囲気を醸し出している文化部の地位は底辺になる。特に、映画やアニメ、漫画といったサブカルチャーを愛する者たちは「オタク・・・」とか言われて敬遠される(これに関しては私も女子校で経験済み)。

そういったインドア系は基本的に大人しく、運動部のような熱血漢な人たちには歯向かわない、というか穏便に済まそうとするところがある。しかし、インドア系には人が理解できないようなこだわりを持っていて、それを邪魔されるとキレる傾向がある。今作中ではその、「キレる」現象を発生させることで、大きなグランドフィナーレを作り上げている。

『桐島・・・』における、映創会的に推しポイントは、やはり「映画部の場面」である。
むさくるしい部室、脚本打ち合わせ、古い映画(『鉄男』)を鑑賞しに行く部長、校舎裏での制作風景、グランドフィナーレでの圧巻の撮影劇。
これを見れば、どんだけの規模で撮影をしているとか、どんな工夫をして制作をしているかとかがよくわかるww
古い映画を見に行くところ、また使用作品が『鉄男』なところにもツウ感を感じる。

受験で見れませんでした、という方は是非ご覧ください。

 

そして2つ目は『虹の女神』です。岩井俊二プロデュース作品。

現在、映像制作会社で働いている主人公が、大学時代の映画研究部の友人が飛行機事故で亡くなったと知り、当時を振り返っていく話。
若い男女の恋物語が軸となっており、特に女子の難しい心情を丁寧に描いているところが素晴らしい。

今作では、まさに、ガチで!学生映画を作っている人たちが描かれているので、一見の価値は大いにある。というか、これを見て「映画作ってみたい!」と思って欲しい。今は見られない、フィルムを裁いているところや、フィルムを回しているところが見られたり、フィルム専用カメラを使っていたり、とデジタル世代の私たちには新鮮な光景を垣間見ることができる。
この劇中では、8ミリフィルムで作品制作を行っている。そして実際に制作した作品を劇中に見ることができる。学生映画にありがちな、微かな希望を求めるような作品で、設定がわりと壮大である。でも、学生の劇映画はこんな雰囲気が正解なのかなとも思うので、とりあえず見てみてください。という話です。
 

こんなところですかね。
TSUTAYAのネット宅配レンタルならすぐに借りられると思うので、良かったら!見てね!!

今回は邦画の紹介でしたが、今後は洋画のほうも紹介しますので(できるように私も勉強します)どうぞブログ読んでください_(_^_)_

 

以上、坂本でした。(15日までに他部員による更新がなければ、15日に更新します)

 

PS。坂本が最近見た映画

「遺体」「ダイ・ハード ラストデイ」「デンジャラス・ビューティー」「デンジャラスビューティー2」「みんな私に恋をする」「エミリー・ローズ」「シュガーマン 奇跡に愛された男」など

 

 

 

 

こんにちは、今度3年さかもっちです。

なぜか、とある先輩だけに「さかもっち」と呼ばれている、坂本と申します。

さあ、映創会らしいブログ書きましょうか。(今までも書けているかは疑問(´Д`;))

まず、今月は追いコンがありました!@立川

たくさんの部員が集まりましたね!石川さんの花束サプライズはかっこよすぎたですね!

でも、みんな各々の話で盛り上がって、追い出した雰囲気なかった気がするのですが・・・。まあそれがeisoukaiですね(かっこよくしてみた)

2次会を一階上のフロアでセッティングした部長、機転が効きすぎ!さすがしっかりしてるよ、頼りになるね。ほんと、いつも助かってます_(_^_)_

 

次の話題!シャックラシャック!(←アメトーク・「滑舌悪い芸人」より)

一橋大学・津田塾大学、そしてその他の大学・学校という所に合格した方。大変おめでとうございます!

いやぁおめでたいですねぇ~自分の志望の大学に受かるということは、本当に嬉しいことなんだろうなぁーと想像します。

えっ?「ブログ書いてるあなたにはわからないんですか?って?!」

うん、わかんないー。成功したのは中学受験の時だけだから遠い過去の記憶ですね。中高一貫だったから高校受験してないし。

前の記事とかでもちょくちょく書いてるけど、坂本氏は希望の大学に合格しませんでした。6つぐらい決めていた志望校全て落ちました。全オチってやつですね(笑)でも女子には救いの道があって、「女子大の3月入試」っていう道があってね、2年前の、ちょうど先週ぐらいに、私はやっと「浪人生にならないための大学」に合格したのです。その大学は一応、100年の歴史のある伝統的お嬢様学校だし、今までも伝統的お嬢様学校でビシビシやられてきたからこれといって問題はないし、やりたかった「映画」に関する研究もできるし、まぁ文句はなかったんですけどね。これを読めば、私が一橋でも津田塾生でもないことが一目瞭然ですね。

そう、eisoukaiはインカレ状態でーす。ありがたや。こんなバカでも受け入れてくれるなんて。。。懐広いです。。。

 

次!(というかちょっと話はつづきっぽくなっちゃうんですけど・・・)

最近、私自身が考えていることがありまして。(あくまで個人的な考えですからね?)

私は実は「浪人したかった」人なんです。何がなんでも志望した大学に行きたかった。仮面浪人してでももう一度、大学受験したかった。でも、担任に止められたんです、「あなたの性格に合ってないから、現役で大学に行きなさい」と。

そのときはちょっとむっとした。やる気のある生徒を押し留めるんですか?!と。

でも、6年間私を見てきた担任の判断は正しかったと、今は思う。

私は、人間は「経験」してなんぼ、だという自論を持っている。そして、「経験」によって得た「失敗」は、またはその逆は、あなた自身を成長していかなければならない方向へ導く最強の鍵だと思っている。

新入生のあなたには、「ここからは、今までとは違う、全く新たな険しい人生の旅である」とまずいちばんに伝えたい。

それは、新たな「自分探し」の旅であり、「自分変革の旅」である、とも。

一橋・津田塾、その他難関大學に合格したあなたは、学術的知識とテクニックは一級品のものをもっている。あなたの勝ち取ったその合格証明が、それを体現しています。

しかし、これからあなたが学び、辿り着かなければならないものは、ある大学への合格ではなく、「あなたが、あなたに打ち勝つための本当のあなた」なんです!!現役で合格出来たあなたは、それはたいしたものですが、人生経験はほとんど学校と家(ちょっと塾)の中のみで作られ、様々な施しは、全て与えられる立場にいましたよね。今度は、与える立場になるんです。

このブログを読んでくれているありがたい新入生の皆さんは、きっと塾講師や家庭教師のアルバイトを考えるでしょう。それはそれで自分の能力を提供することができるのだから、理にかなった選択だと思います。逆に私は人に教えるなど怖くてできないので羨ましいです。時給も高いし!

ですが、一度は「接客業」を経験してみて欲しいです。あなたというお客様のために、どんな気を使っているのかを学ぶべきと考えるからです。

私は、頭が悪いからという理由で、1年生の時から接客業をバイトにしています。しかも、現在は2件掛け持ちです。

1件は『こども写真城 スタジオアリス』、もう1件は『角川シネマ有楽町』。(どうせ誰も見てないんだ!言っちゃえ(暴走))

チェーン写真館と単館映画館という、見た目的には大変暇そうな2箇所ですが、実はかなり大変。

なぜか=最高のおもてなし空間を作る場所、だから。

一般の人にとって、写真映画も、娯楽の一種。不景気のこの時代、真っ先に緊縮財政の餌食になるのはこれら娯楽です。それでも、「思い出を残したい」「たのしい気分になりたい」などの気持ちで、わざわざ足を運んで来てくれるんです。そういうところで働くということはすなわち、お客様を楽しい気分のまま、またはそれ以上にしてお帰りになっていただくことなんです。だから、与えられた最低限の仕事(マニュアル)を消化できないのは論外で、また、マニュアルに載ってない様々なアクシデントに焦らず対応できる力が必要になってくるんです。

これが、ちゃんとできるようになるには、まず、あなたがたが磨いてきた「忍耐力」と「反省力」、そして「経験」と「自分のための解決力」が必要になります。

ここでネックなのが「自分のための解決力」。大学受験では、基本となる答えと、応用の仕方さえ知っていれば良かった。でも社会は違う。答えなんてない。理不尽なことがたくさんある。基本となる答えさえない時もある。そんな社会についていけなくて、大の大人に「自分で自分をどうにかしなさい」と突き放されることもある。

そんな時、どうすればいいか、本気でわからなくて、思考停止してしまい、路頭に迷い、ついには自分がわからない状態に陥るでしょう。

だけど、自分自身には、マニュアルなんてない。模範解答もない。でも、自分自身をよく知っているのは、ほかならぬ、自分だけなんです。自分をコントロールできるのは、絶対にあなたの意思しかないんです。

そこで、悩みに悩んで、「あなたが、あなたに打ち勝つための本当のあなた」になるための「自分のための解決力」を鍛えて、なんでもいい、ひとつの答えを出すことが、新入生のあなたにとってこれから大事なことになってくるんです。

あなたはまだ完璧な人間じゃない。私も、そうじゃない。

わけのわからないことを、イチ映画部員がタラタラと話してしまい、大変なお時間を頂戴してしまったかと存じます。感謝はしますが謝りません。だって、重要なことを話したと、私自身は思っているから。

こんなうざったい坂本氏に会いたいもの好きな方は、是非eisoukaiの門を叩きましょう!!

一緒に映画、作りましょう!

作らなくても、せめて一緒に映画を見ましょう!楽しかった、つまんなかった、見る価値なし、時間返せ!などイイタイコト言いましょう笑

そして、大事なことでも、くだらないことでも話し合いましょう。

eisoukaiでは、一橋の新入生だけでなく、2年生以上も、私みたいな他大学の学生も歓迎しています!!

4月になったら是非、遊びにいらしてくださいねヾ(*´∀`*)ノ

たぶんワークショップ?やるんだと思うんで。ワークショップ、楽しいよ!てか、ワークショップがいちばん楽しいかもw

もっと詳しいことが知りたい方はメールを送るか、一橋大学学生会館2階、階段上がって左に進んだ一番奥の部室まで!!←運がよければ、誰かいる!

ではでは、またね(ヾ(´・ω・`)

 

 

どうも坂本です。やっと2年生が終了いたしました。

来年からは3年生、大学生活後半を迎えるわけですねうわー。頑張るぞ・・・。

てなわけで、最近撮影している人って・・・、とりあえずいるみたいですけど、どんな作品撮っているんでしょうねぇ。完成がたのしみだっ。

わたくしはひたすら画コンテを考え、留まり、なんの気なしに国立に行き、一眼片手に一人駅前でロケハンする変な子してました。家にいれば写真の構図本やeisou会の友達にもらったたくさんの本を読み(これがまた面白くて止まらないww音楽いらないww)親に頼まれたホームビデオのDVD化をしつつ撮りだめた映画を見る。。。と、なんだかヒッキーな生活を営んでおりました。自分の部屋を見渡せば、またなんかグチャっとしている。机の上は書類とDVDの混在。

とりあえず、新しい本棚とクリアポケットファイル、ソファーが欲しい今日この頃。

では、映画の話。今日は、これから公開の2作品を紹介します。

①横道世之介(2月23日より公開)

吉田修一氏の同名小説の映画化。主演に高良健吾、ヒロインに吉高由里子、その他綾野剛や余貴美子なども出演。

80年代、九州から法政大学に通うため上京した横道世之介は、隙ばかりで正直すぎる青年。遠慮やお世辞を知らず周りを驚かせるが、持ち前の憎めない明るい気質で難なく乗り越えていく。

時は巡り現在、世之介とともに大学時代を過ごした友人たちが、生活のふとした瞬間から世之介との思い出を思い出す。今作は過去→誰かの現在→過去→・・・という構成になっている。

監督は『南極料理人』「キツツキと雨』の沖田修一監督。日常の人間関係を、のほほん面白ハートフルに描く作風は今作でも踏襲され、今作は特にカメラの動きが少なく、日常の一場面をただ眺めているような印象を受けた。

ちなみに、一緒に見に行った友達は、あまりにゆったりした作品なもんだから寝てしまた(´・ω・)と言っていた。笑いは起きるが基本ハートフルなので、苦手な人はいると思う。

②ひまわりと子犬の七日間

2007年に宮崎県で起きた実話を映画化。市の保健所に務める父(堺雅人)は当番で殺処分場に勤務していた。父は少しでも殺処分をされそうな犬たちを救おうと子供を巻き込みながら里親探しをする人であった。その当番がもうすぐ終了する頃、父はある子連れ野良犬を保護した。野良犬はかなり凶暴で簡単に手をつけられる状態ではなかった・・・。

「マリと子犬の物語」を彷彿させるこの作品は、シネフィルには間違いなく物足りない映画であろう。

なぜか。

答え。そんなことでは動じられない、程度の涙腺刺激度だから。

世の中には『自然に泣ける映画』と『ちょっと意図的に泣かせにかかる映画』がある。今回は後者だ。

一般の方ならちょっと泣きそうな演出とか表現をされたらすぐに泣いてしまうものだ。現に試写会でも、犬の生い立ちについて語る冒頭のシーンでいきなり泣いている人がかなりいた。こちらからすれば「こんな話出来過ぎじゃないか。」と思う、いや、泣かせる映画の展開として見慣れたパターンにより「ほほう」とだけ頷いて消化する程度の場面だ。そう、演出に乗せられた「泣かせ」シーンなのである。そうとわかると、動じられない。もっと強い涙腺刺激を求める。

劇中は、父として悩む堺雅人の姿、野良犬と葛藤しつつ犬の心の本質に近づこうと必死になる堺雅人の姿が描かれていくが、私は特に後者の部分で発生する「泣かせ」シーンに疑問を覚える。

そもそも、人間同士だって、一緒にいても同伴者の過去なんて見えてこないのに、どうして犬の過去を語れるのか。わかったかのようにしみじみできるのか。人間の妄想で作ったカワイソ話で犬を勝手に憐れみ、勝手に感動する私たちはなんなのか。というか、冒頭の生い立ち話は、やはりここで泣かせるためのハメ演出だったわけではないか。なぜ、「泣かせにかかる」のか。

いろいろ通り越して、この程度で涙腺を刺激できると思わないでくれとか思う。というか、むやみに涙腺攻撃をするな、と。

だから実話だとしても、脚色しすぎてしまう動物奇跡系の映画が好きではない。

先日、ある先輩が「社会問題を取り上げるなら、ドキュメンタリーを作ればいいだろ」と言っていたが、この件に関してはその意見に強く賛同したい。想像で固めるのではなくドキュメンタリーでやるべきだと思う。
しかし、きっと「殺処分」自体をドキュメンタリーにすることはできないのだろうとも想像出来る。

難しいところだし、この疑問については私もこれから卒論に向けて研究していく部分であるため今は問題提起しかできないが、私は、このように、映画を客観視できるようになるのもこれからは必要なのではないかと思うのだ。

とぎれとぎれで一貫性のない話になってしまいましたが、皆さんにはたくさん映画を見て欲しいです。(無理やり結論ww)

ではまた来月( ´ ▽ ` )ノ  (来月は追いコンの模様をお届けします)





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