新年度発進!! |映創会blog 一橋大学・津田塾大学合同映画研究サークル 忍者ブログ
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こんにちは。新3年、坂本です。

今まで、このブログの読者がはっきりしなかったので好き勝手にいろんなこと書いてきましたが(というか読者がいるかどうかも不明だったのですが)、新年度も始まりよい機会なので、ここでお話する内容をはっきりさせようと思います。

このブログの「部内戯言帳」カテゴリーでは、①映創会の日々の活動報告②映画批評(レベル・内容は問わず)または紹介
を書いてゆきます。

 

さて、4月ですね。31日は雨模様で少し花冷えしましたが、もう桜も開き始め、本格的に春到来ですね。

春といえば、始まりの季節。心もカラダもフレッシュになり、新しいことに挑戦していける、前向きになれる季節。
私も昨年の今頃、新しいことに挑戦しようと、2年生から映創会の門を叩きました。
新しい仲間や先輩、多くの機材(笑)と出会い、うまくいったことも、そうでないこともまんべんなく経験して、とても充実した1年を過ごしました。

そんなわけで、今回は「自主制作をしている学生・生徒を題材にした作品」を2本紹介していきます!これを見ればきっと映画を作ってみたくなるはず!!

まず1つ目は、昨年大いに話題になった『桐島、部活辞めるってよ。』
(以前、先輩が紹介していた気がしますが、別視点ということで語らせていただきます。)

バレー部の部長、桐島が部活を辞める、というニュースが、彼を取り巻く生徒たちに波紋を与える話。高校という格差社会を描いた作品である。劇映画ではあるがエンターテイメント性も感じられ、「学校」という鬱屈と混沌と甘酸っぱさが共存する独特の雰囲気をうまく表現しており、日本での評価は高い。個人的には時間軸を前後させた構成が良かった。面白さとしては同監督の作品『クヒオ大佐』より全然面白い(『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は大変面白い)。第36回日本アカデミー賞で多数の賞を勝ち取った。現高校生はもちろん、大学生や若き社会人たちからも共感の声が上がった。ちなみに私は女子校だったので、映画の中で描かれていることが本当にリアルなことなのかわからなかったため、基本的にプラスのコメントはできないことをご了承ください。

今作の中では大きく2つの対局が見られる。「アウトドア系」と「インドア系」である(帰宅部がいるためこういう表現にする)。
今回騒動を巻き起こすのはアウトドア系のバレー部部長だが、最終的に被害を被ったのはインドア系の映画部部長らだった。
高校では、運動をしている奴のほうが生徒間では上位に君臨することができる。また、女子ならば、運動部のエースの彼女ということで地位が向上する(両者ともに美しければ尚更)。逆に、コソコソと根暗な雰囲気を醸し出している文化部の地位は底辺になる。特に、映画やアニメ、漫画といったサブカルチャーを愛する者たちは「オタク・・・」とか言われて敬遠される(これに関しては私も女子校で経験済み)。

そういったインドア系は基本的に大人しく、運動部のような熱血漢な人たちには歯向かわない、というか穏便に済まそうとするところがある。しかし、インドア系には人が理解できないようなこだわりを持っていて、それを邪魔されるとキレる傾向がある。今作中ではその、「キレる」現象を発生させることで、大きなグランドフィナーレを作り上げている。

『桐島・・・』における、映創会的に推しポイントは、やはり「映画部の場面」である。
むさくるしい部室、脚本打ち合わせ、古い映画(『鉄男』)を鑑賞しに行く部長、校舎裏での制作風景、グランドフィナーレでの圧巻の撮影劇。
これを見れば、どんだけの規模で撮影をしているとか、どんな工夫をして制作をしているかとかがよくわかるww
古い映画を見に行くところ、また使用作品が『鉄男』なところにもツウ感を感じる。

受験で見れませんでした、という方は是非ご覧ください。

 

そして2つ目は『虹の女神』です。岩井俊二プロデュース作品。

現在、映像制作会社で働いている主人公が、大学時代の映画研究部の友人が飛行機事故で亡くなったと知り、当時を振り返っていく話。
若い男女の恋物語が軸となっており、特に女子の難しい心情を丁寧に描いているところが素晴らしい。

今作では、まさに、ガチで!学生映画を作っている人たちが描かれているので、一見の価値は大いにある。というか、これを見て「映画作ってみたい!」と思って欲しい。今は見られない、フィルムを裁いているところや、フィルムを回しているところが見られたり、フィルム専用カメラを使っていたり、とデジタル世代の私たちには新鮮な光景を垣間見ることができる。
この劇中では、8ミリフィルムで作品制作を行っている。そして実際に制作した作品を劇中に見ることができる。学生映画にありがちな、微かな希望を求めるような作品で、設定がわりと壮大である。でも、学生の劇映画はこんな雰囲気が正解なのかなとも思うので、とりあえず見てみてください。という話です。
 

こんなところですかね。
TSUTAYAのネット宅配レンタルならすぐに借りられると思うので、良かったら!見てね!!

今回は邦画の紹介でしたが、今後は洋画のほうも紹介しますので(できるように私も勉強します)どうぞブログ読んでください_(_^_)_

 

以上、坂本でした。(15日までに他部員による更新がなければ、15日に更新します)

 

PS。坂本が最近見た映画

「遺体」「ダイ・ハード ラストデイ」「デンジャラス・ビューティー」「デンジャラスビューティー2」「みんな私に恋をする」「エミリー・ローズ」「シュガーマン 奇跡に愛された男」など

 

 

 

 

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